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活躍する消費生活アドバイザー

「マダム・ブリエ」というのは?

水谷 取得資格や特殊な職能を活かし、アイシープラスと連携して活動しているメンバーチームです。 生活者視点を重視したライフスタイル提案を信頼して依頼できる人材に、資格をもった既婚女性が多かったんです。
 彼女たちは、常に責任をもってクライアントさんのニーズに合った成果を出し、おかげさまでリピートもいただける。ビジネスチャンスが大きいと実感してネットワークをつくりました。
 メンバーには全国レベルの受賞歴をもつマダムも。もちろん、シングルで活躍する多才な職歴のチームメンバーもいますよ。

家庭生活とスペシャリストとしての実績を活かしたマダム・ブリエの活動

くらしセンスアップセミナー(インテリア・収納・ガーデニング入門等)

フードスタイリング・テーブル&インテリアコーディネート展示

生活者目線をもち続けるために努力されていることなどはありますか。

水谷 街に出る。地域に行く。人に会う。買い物をする。臆することなくチャレンジする。新聞、雑誌、TVなどで、時事情報を得る。
 日々、世間の風にあたり、さまざまな生活者気分を味わうようにしています。こうして自ら体験することで、ターゲット層が変わっても、そのお客様に、笑顔で満足していただけるサービスや商品を判断し、情報提供できるように努めています。

これまでで、特に印象に残っているお仕事は?

水谷 明治時代の芸術的・歴史的な価値のある建物が保存されている博物館明治村の仕事でしょうか。
 「西園寺公望氏の別邸:坐漁荘(ざぎょそう)で、観月の宴のイメージで展示をしてほしい」という依頼が学芸員の方から直接ございました。
 十三夜の設定とのことで、明治日本の元勲、高貴な西園寺公望氏の時代考証のからむ生活者視点が必要でしたので、学芸員の方に、当時の背景などもおうかがいしたうえでの室礼(しつらい)を提案。翁がほろ酔い気分で、「十三夜に曇りなし」の昔からの言葉どおりの輝く月を愉しむシーン。床の間に一晩だけ大輪の花を咲かせる月下美人を活けました。それまでにない緊張感に包まれた仕事の一つでした。

西園寺公望氏別邸:坐漁荘にて

縁側窓越しから月を愛でながら、十三夜(栗名月)の宴のイメージ

月下美人の花ことば「はかない美、艶かな美人」
粋を愉しむ大人の観月をイメージ

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