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資格活用への取組み

■消費生活アドバイザーについて

 ユニ・チャームのお客様相談センターでは、採用要件に消費生活アドバイザーの資格を入れている。即戦力として消費生活アドバイザーを登用しているわけだ。
 現在、ユニ・チャームグループの消費生活アドバイザーは33名である。

 山田センター長は、
「消費生活アドバイザーは、広範囲にわたって勉強しているためか、常に各方面にアンテナを張っていますね。これが、お電話いただいたお客様の状況を判断する力につながっていると思います。また、そうしたアンテナで得た、社内ではなかなか気づかない情報も発信してくれるので、非常に助かっています。
 提案力もあります。論文試験で自分の考えをまとめる訓練をしているからでしょう。お客様の主訴を的確に把握し、起承転結にまとめ、瞬時に答えるための基礎になっているようにも思います。
 私どものアドバイザーは、そうした力を発揮し、素晴らしいお客様対応をしていると思います」。
(取材:2015年6月18日)

< 終 >


集合写真

●山田弘志さん(写真右から2人目)
お客様相談センター センター長(消費生活アドバイザー32期)

わが社の消費生活アドバイザーに触発されて資格取得。
「資格を取るプロセスで、いろいろな視点を学んだことが役に立っています。私は、この試験で法学に目覚めました」。

●原 弘行さん(写真右端)
お客様相談センター マネージャー

海外展開が進んだことにより、お客様相談センターの指導に四半期に1回ほど、海外出張している。
「海外ではまず、日本では消費生活アドバイザーという資格をもった人を採用し、高い品質のお客様対応をしていることを説明します」。

●坂本英代さん(写真左から2人目)
お客様相談センターのヘルスケア事業部担当リーダー
(消費生活アドバイザー10期)

専門性をもった仕事をしたいと思い、資格取得。
「試験のために勉強した統計や経営学が面白く、社会への窓が開かれた気がしました。資格者の代表的な仕事はお客様対応だろうと、25年前にユニ・チャームに入社。当時は先輩アドバイザーがいましたが、今は私がいちばん先輩です」。

●宇佐美良子さん(写真左端)
お客様相談センターのベビーケア、フェミニンケア、クリーン&フレッシュの3事業部担当リーダー(消費生活アドバイザー18期)

通信会社の相談センターに勤務していたときに消費生活アドバイザー資格を知り、取得。
「日々、いろいろなお客様と接して、自分自身の勉強にもなり、やりがいを感じています」。

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