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活躍する消費生活アドバイザー

ところで、お二人が消費生活アドバイザー資格を取得されたきっかけは?

北川 子育て中に、再就職するなら自分の特性を活かした仕事に就きたいと思うようになり、消費生活センターの相談員になりたいと思いました。調べると、「消費生活アドバイザーの資格が必要」と、どの本にも書いてあったので、「まずは資格を取ろう!」と勉強を始めました。

高木 祖母からもらったお小遣いの有効活用方法を模索している時に、試験内容が生活に直結した内容で面白そうだと思い、通信教育を受講したことがきっかけです。資格が取得できたのは祖母が亡くなった後のことでしたが、あの時の選択が今の私につながっていると思います。

勉強でご苦労された点、ためになったことなどがございましたら。

北川 乳児を抱えながら通信教育で資格取得に必要な知識を詰め込みました。実は、勉強を始めるまでは、子育てにとても神経質に関わり、あれこれと、今考えればどうでもよいことに悩んだり迷ったりしていました。それが、気持ちが勉強に向くことで、どうでもよいように思われはじめ、神経質育児から超いい加減育児にシフトしました。お陰様で大らか・大雑把な子どもに育ちました。
 そんな勉強期間に、訪問販売での補正下着、学習教材等々の業者さんが何も知らずに我が家を訪問されましたが、興味しんしんでそれらを受け入れ、セールストークや訪問販売での禁止行為が平然と行われる有様を「なんちゃってアドバイザー」の視点で観察させていただき、勉強に活かしました。さらに、それをママ友と情報共有しようと、幼稚園のバス待ち時間に勉強したての知識を聞かれもしないのに意気揚々と話している自分を俯瞰し、「やはり自分は相談員に向いている!」との確信を得ました。

高木 通信教育の教材がどっと送付されてきた時には、やりきれるのか不安でした。NACS中部支部開催の第2次試験対策講座では、時間を駆使して勉強する多くの皆さんによい刺激をもらいました。
 そのうちの一人が、偶然、私の前の席に座った北川さん。消費生活アドバイザーの勉強を通じてよき同志に出会えたと思っています。

お二人ともNACS中部支部で積極的に活動されています。

北川 第2次試験対策講座を受講した時にNACSの存在を知り、そこで活躍する消費生活アドバイザーの先輩方のカッコよさに憧れ、自分も早く「あちら側」の人になりたいと思いました。
 NACSの活動や交流を通じて、消費生活相談員としての幅広い知識やスキルをバランスよく得られていることを実感しています。

高木 消費生活アドバイザー資格取得後、NACSの活動を紹介する中部支部主催の「Welcome to NACS」に参加した時、その場で中部支部運営委員に勧誘されたことがきっかけです。第2次試験対策講座で出会った北川さんとも運営委員会で再会し、以来、二人三脚で活動しています。

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