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消費生活アドバイザー 合格者の声

名張市役所 市民部市民相談室
高木 裕美子さん
(2018年度CAP合格 2021年度消費生活アドバイザー合格)

 消費生活アドバイザーのことは知っていましたが、試験範囲になっている経済分野をこれまで全く学んだことがなかったので正直少し厳しいかなと受験を躊躇していました。その頃にCAP資格があることを知り、自分の実力を試す意味でも、まずCAPを受験してみようと考えました。
 CAP合格の3年後に、消費生活アドバイザーの1次試験がCBT方式、2次試験の論文が1科目へと変更になったこともあってチャレンジすることにしました。

 CAPで消費者問題や法律知識分野を学習していたため、消費生活アドバイザーの一次試験対策は主に経済知識や生活基礎知識の分野に力点を置くことができました。初めて学習する経済分野は公式テキストをいきなり読んでもなかなか理解しきれないところがありましたので、まずはYouTubeでわかりやすい動画をみつけて視聴するなど、基礎知識の習得から着手しました。

 消費生活アドバイザー試験は難易度も高く集中力が必要です。一次試験が行われる会場は、他の試験の受験者が出入りするなど、従来の受験スタイルとは少し違った環境です。でもCAPでCBT方式の受験を経験していたため、戸惑いなく受験することができました。

 私は、市役所で消費生活相談員として働きながら受験にのぞみました。CAPの学習ではそれまでに培ってきた知識をきちんと整理、確認することができました。更に、消費生活アドバイザー試験の学習では企業側の視点などを学ぶことができましたので、事業者への理解も進みました。現在は、消費者と事業者の間に入りあっせん対応を行う際などに、両者を理解するための新たな視点が芽生え、学んだ知識が役立っていると感じています。



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