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活躍する消費生活アドバイザー

堤さんのお仕事で消費生活アドバイザー資格が役立っていることはありますか。

 この仕事は、消費生活アドバイザーなどの資格、もしくは準ずる経験等が必要ですので、役立つというより、私にとっては必須という感じです。

 以前、製薬会社や電機メーカーに勤務していた時は、細菌検査や設計製図事務など、どちらも外線電話をほとんど取らない部署でした。
 消費生活アドバイザー資格を取得してから、経済産業局、法テラス、そしてこの日本クレジットカウンセリング協会で勤務することができ、いろいろな方と話す仕事をし、新しい世界が広がりました。
 また、夫の転勤で何回か引っ越していますが、この資格のおかげで新しい町でも仕事を見つけることができ、ありがたいと思っています。

資格にチャレンジされたきっかけは?

 育児のために会社を辞めていたので、子どもが幼稚園に入る時に何か勉強しようと、本で調べてこの資格の存在を知りました。
 主婦だけをしていた時間や、その視点で考えたことが役立てばと思ったことを覚えています。

これからチャレンジされる方へのアドバイスを。

 知らない言葉はすぐ調べること。勉強する参考書をある程度決めて、わかるまで何回も繰り返すとよいと思います。
 私は、民間の通信講座を利用して、繰り返し勉強しました。また『くらしの豆知識』等で論文の課題を練習。試験範囲が広いのでとにかく知らない言葉が出てきた時には、もう調べるしかない、という感じでした。
 やる気があれば、時間はつくれます。そのやる気になるまでが、大変だと思います(笑)。私は、子どもが幼稚園に行っている4〜5時間ぐらいが勉強時間でした。家事との時間のやりくりで、かえって集中できたのかもしれないです。
 消費生活アドバイザーは、広い知識が求められるといわれますが、勉強するだけでも、生活の役に立つと思います。

(公財)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)の中国支部事業委員もされていらっしゃいますね。

 はい。事業委員会では、研修会や見学会なども開催していますので、たくさんの方に参加していただきたいです。
 最近では、自転車の交通規制に関する講演会を行いました。こういった身近であるがゆえに、普段あまり意識しない規制等について教えていただくと大変ためになります。
 また、NACS会員は積極的な方が多く、私にとって集まりは刺激になります。(取材:2014年3月10日)

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