お仕事と研究会の役職との両立はどのようにされているのでしょうか。
長谷川 メンバーの協力のおかげで負担が分散されています。定例会などの行事を平日、休日を組み合わせて開催することで、両立の工夫をしています。
河合 定例会はおおむね2カ月に1度の開催で、その合間のやり取りはメールが主になりますので、自分の都合がつく時間で対応しています。
今後の調査研究のご予定は?
長谷川 しょうゆの研究から始まった白しょうゆ、白だし、みりんを通じて地元の醸造文化の素晴らしさを知りました。この中部地域の食文化などに関連が深いものに関心があります。味噌、八丁味噌や酢などの発酵食品、伝統菓子のことも知りたいです。
それでは、消費生活アドバイザーについて。お二人が取得されたきっかけは?
長谷川 食品メーカーに勤務していたころ、自己啓発(通信教育)で勉強し、その後、取得しました。
河合 結婚後、夫の転勤により自動車メーカーを退職。「再び社会とつながるきっかけになれば」と取得しました。
勉強でご苦労された点、ためになったことがありましたら。
長谷川 勉強時間の捻出に苦労しました。教材は通信教育のテキストを利用しました。
河合 試験の出題科目が幅広く、独学は難しかったので、当時住んでいた千葉県で民間のカルチャーセンターで開催されていた試験対策講座に通いました
消費生活アドバイザー資格を目指す方へのメッセージをぜひ。
長谷川 消費生活アドバイザー資格は仕事に関連して資格取得を目指す方も多いと思いますが、仕事とは異なる分野でも、楽しく充実した世界が広がります。
河合 消費生活アドバイザーの資格をもっている方々は、経歴も多様だと思います。新しい出会いをぜひ活かしてみてください。
(取材:2021年5月20日)
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