TOP > 消費生活アドバイザー > 資格活用事例 > 資格活用への取組み > ユニーグループ・ホールディングス(株) インタビュー記事1

資格活用への取組み

環境配慮商品の開発や3Rの推進にも消費生活アドバイザー資格が役立っています

ユニーグループ・ホールディングス株式会社 グループ環境社会貢献部

2008年、ユニー株式会社は、業界のトップランナーとして環境保全への取組みを促進することを環境大臣に約束するエコ・ファースト企業に認定された。その実行にあたっている、ユニーグループ・ホールディングス株式会社グループ環境社会貢献部の百瀬則子部長にお話をうかがうことができた。

■グループ環境社会貢献部について

 ユニーグループは、愛知県稲沢市に本社を置き、中部・関東地方を中心とした1府19県に229店舗の総合小売店・食品スーパーを展開している。資本金100億円、営業収益7,689億円(2013年2月)、従業員数27,595名である。

 グループ環境社会貢献部は、ユニー株式会社が2001年に、地域に根ざした持続可能な企業になることを目的・目標に掲げ設立した環境部が前身で、2008年に環境社会貢献部となり、2013年にユニーグループ・ホールディングスに移行された。

 同部の百瀬則子部長によれば、ここでの持続可能な社会とは、「現在だけではなく、将来に向けても『低炭素社会』『循環型社会』『自然共生社会』が実現した社会」である。百瀬部長は、前身の環境部部長を経て、グループ環境社会貢献部設立時から、この職務にあたっている。

 「ユニーグループでは、消費者が『お買い物』を通して環境や社会に貢献できる仕組みづくりをすることが、小売業の環境社会貢献だと考えています」。

■「エコ・ファースト企業」として

 2008年、グループの中核であるユニーは、環境省によって我が国で2番目の「エコ・ファースト企業」に認定された。これは環境への取組みが先進的であり、その成果が突出している企業が、各業界から1社選ばれて、環境大臣と「エコ・ファーストの約束」を交わし、さらにトップランナーとして環境への取組みを推進していくものである。

 では、「エコ・ファーストの約束」とはどのようなものだろうか。
 その具体的な取組みを見ていこう。

▲TOP