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合格者の声

2018年度(第39回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

武田 路和(ろわ)さん

カスタマーサポートに必要な知識の習得などを目的に受験しました

武田 路和(ろわ)さん

ミサワホーム株式会社

 ちょうど1年前になりますが、希望がかなってカスタマーサポート推進部へ異動となり、そこで初めて消費生活アドバイザーの資格について知りました。
 当部門は、ミサワホームにお住まいのオーナー様を中心にカスタマー全般を対象として日々活動しており、エンドユーザーの方々と接する機会もたびたびありますので、当初は業務で必要な知識の習得を目的に、また、消費者対応窓口のあり方を理解するためにも非常に有益な資格である、との考えから受験を決意しました。
 ただ、勉強を進めるにつれ、この知識は企業の担当者という枠を超え、一人の消費者としても今の消費社会で生活するうえで、誰もが身に着けておくべき、という想いが強くなりました。

 受験対策としては、テキストや関連図書などによる独学では、三日坊主で終わる懸念があったため、Webで見つけた通学講座に早速申し込みました。12週連続で毎週日曜に通って受講するため予習の時間を作るのも大変でしたが、短期集中で幅広い分野を学習でき、また、講師の先生方の解説もわかりやすかったので、おかげさまで第1次試験に向けた絶好の基礎固めとなりました。
 第2次試験の論文については、第1次試験受験後に集中して取り組み、直前対策講座も受講しました。皆さんもふだん、手書きで文字を書くことはあまりないと思いますが、800字も書こうとすると、まず指が痛くなります。これにはひたすら手書きするしかありません。また、出題テーマを想定し模擬論文を作成するにあたっては、ぜひ、文章構成などを繰り返しトレーニングしておいてください。その場でいきなり書き上げるのはなかなか難しいです。
 面接試験も、学生でもなければずいぶん遠ざかっていると思いますが、直前対策講座で模擬面接を体験できたことは自信につながりました。講師や面接官役の先生方はプロフェッショナルですので、鋭い質問や的確な指摘をいただき、大変勉強になりました。
 振り返ってみると、ゴールデンウィークから受験勉強をスタートして11月の第2次試験までの7か月間、中だるみもありながら、なんとか集中力を維持して合格することができました。

 この体験を活かして、所属部門のメンバーはもちろん、社内外の方々にも取得をお勧めし、具体的にアドバイスしていきたいと思います。引き続き、自分自身の知識やスキルもブラッシュアップしながら、企業と消費社会との接点として、バランスに配慮し、双方のより良い関係の構築に努めたいと思います。

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