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合格者の声

2018年度(第39回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

米本 裕至(ひろし)さん

コンプライアンス部で営業現場をバックアップするためにチャレンジしました。

米本 裕至(ひろし)さん

損害保険ジャパン日本興亜株式会社

 「やった! 合格!!」。合格発表のパソコン画面に自分の名前を見つけた瞬間の大きな声に職場のメンバーがびっくりしたのを思い出します。5月の連休明けから少しずつ勉強を始め、第1次試験、第2次試験、そして2月の発表まで自分にとっては長い長い時間でしたが、最高の結果となりました。
 本資格に取り組んだきっかけはコンプライアンス部に異動となり、営業現場がお客様の苦情や相談に適切に対応できているかをバックアップする立場になったからです。また自分自身、もっと深い知識や広い視野が必要ではないかと思っていたところ、本資格を会社が推奨していることを知り、チャレンジすることとしました。

 最初は本資格のレベルを甘く見ていました。通勤時間が往復3時間あることから、電車の中で少しテキストを読んでいれば大丈夫かなと。ところが、通信講座のテキストのボリュームを見て、とても満員電車の中で読むだけでは無理とわかり、「必死の勉強」がスタートしました。
 第1次試験の勉強方法は徹底して問題に取り組むことでした。解いてみてわからないところをテキストで確認し、マーカーを引くという方法です。土日にファミリーレストランや図書館にこもり、同じ問題を繰り返し行うことで、次第に正答率も高まりました。
 第2次試験対策は、自己採点で第1次試験の合格が確信できた時点で、すぐに小論文の講習会を申し込みました。これが大きかったと思います。小論文は大学入試でも経験がなく、実際に書きはじめたところ時間がかかり、また内容も浅く、自分の実力を認識しました。そこで、模擬問題のテーマについて書く練習をするとともに、関連する新聞記事の読み込みを徹底しました。最初は第2次試験まで日にちがなく、あせりましたが、集中して取り組むに従い、少しずつ文章がまとまってくる手ごたえを感じました。
 第2次試験の当日は、慎重になりすぎて時間配分を誤り、最後は時間と競争になり、読み返しもできない状態で終えました。「これは無理かな」と思っていただけに、なんとか合格でき、本当に嬉しく思っています。

 合格の要因はズバリ、一緒に受験する仲間がいたこと、また合格者からアドバイスをもらえたことなど、周りに支えられたからです。
 受験を通じて学んだことを業務に活かしていくとともに、次年度受験する職場のメンバーがいれば、ぜひ、力になりたいと思います。

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