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合格者の声

2019年度(第40回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

桑山 多香子さん

消費者問題の動向や情報に目を向けていきたい

桑山 多香子さん

ジュピターショップチャンネル株式会社

 カスタマーサービスの業務に携わっています。まわりの消費生活アドバイザーの有資格者から話を聞き、この資格の存在を知りました。興味をもち、テキストを購入して、いざ学習してみると、出題範囲の広さ・内容の難しさに驚きましたが、お客様相談窓口の役割など、自分に役立つ内容が多いことがわかり、引き続き資格取得を目指しました。
 実は私の場合、「合格まで1、2年」という程度ではなく、第1次試験が受かるまでに何度も苦い思いをしました。正直、あきらめかけたこともありましたが、2016年度から消費生活相談員資格も取得できるようになったことをきっかけに奮起し、気持ちを前向きに切り替えて勉強しました。

 その時に勉強法も転換。それまではテキスト中心でしたが、過去問題集を中心に行うようにしました。問題を繰り返し解いていくうちに、押さえるべきポイントが見えてきたので、それをマイノートにまとめて何度も読み込みました。自学だけでは不安な科目については、産業能率大学の科目別講座を受講しました。また、同大学の第1次試験直前対策講座も受講し、学習してきたことの要点を整理できました。
 昨年度、ようやく第1次試験に合格できましたが、第2次試験は不合格。この1年間は、まず時事問題の知識と文章力を身につけたく、日本経済新聞を毎日読む習慣をつけました。
 また、CAP資格登録をしていたので、CAPメールマガジンから最近の情報を収集し、イベント案内のなかで興味をもった講座等にも積極的に参加しました。そこで聞いた専門家の方や現場で活動されている方のお話は、論文を書くうえだけではなく、社会人としても、とても勉強になりました。
 第2次試験の直前は、産業能率大学や(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)の対策講座を受講し、問題文の捉え方や論文の書き方のポイントを理解することができました。

 今回、第2次試験合格者の名簿のなかに自分の名前を見つけた時は、嬉しさよりも安堵の気持ちが強かったです。勉強時間の確保が難しかったのですが、家族・周囲が協力をしてくれました。とても感謝しています。
 合格は通過点の一つだと思うので、これからは、これまで学習で身につけたことを仕事や日常生活で活かせるように、また、自分にできることを考えて行動できるように、消費者問題の動向や情報にしっかりと目を向けていきたいと思います。

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