所属部署が消費者志向経営自主宣言。生きた資格にしていきたい
東(あずま) 仁美さん
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所属部署が消費者志向経営自主宣言。生きた資格にしていきたい
東(あずま) 仁美さん
昨年、積水化学工業(株)は消費者志向経営自主宣言を行いました。私が所属しているお客様相談室では、お客様の声を製品やサービスに活かす取組みをさらに推進し、社内外へ発信することが今後いっそう重要になってくると考えています。
私自身も、お客様対応の専門知識を有する消費生活アドバイザーの資格取得が不可欠であると改めて感じました。実は以前、消費生活アドバイザー試験に挑戦したことがありましたが、中途半端な勉強で失敗し、再挑戦をずっと躊躇していました。
今回合格できたと知った時には、素直にうれしかったのはもちろん、大きな達成感を得ることができ、もっと早く再挑戦すればよかったとも感じています。
今回受験するにあたっては、過去の失敗を踏まえて、まずは勉強する習慣を身につけることと、全科目を一通り網羅することを考え、産業能率大学の通学講座に通いました。また、講座に行っただけで勉強している気持ちになっては意味がないので、テキストを読み込むとともに過去問題4年分を何度か解いていきました。
勉強時間がなかなかとれず、途中で何度も挫折しそうになりましたが、第1次試験を突破しなければ第2次試験に進めません。挫折しそうになるたびに、あきらめないよう自分に言い聞かせました。
実際のところ、第1次試験では得意な科目は合格点に達していたものの、苦手分野は思ったほど得点できず、合格できたかどうか不安で、第2次試験の勉強はまったく手につきませんでした。そのため、第1次試験に合格したとわかってから第2次試験までには3週間ほどしかなく、とても慌てました。
しかし第1次試験で勉強した基礎知識が小論文作成のベースとなり、また産業能率大学の第2次試験対策講座も受講して基本的な論文の書き方と構成、時間配分を学び、なんとか合格することができました。
消費生活アドバイザー資格が取得できたことだけに満足することなく、今後は専門知識をもった資格者として社内で発言し、習得したさまざまな知識を業務で活用し、生きた資格にしていきたいと考えています。