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合格者の声

2017年度(第38回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

山口 利香さん

法律の理解など、お客様対応の専門的なスキルの必要性を実感し受験しました

山口 利香さん

株式会社オンワード樫山

 消費生活アドバイザー資格には以前から興味がありました。お客様相談室に配属になり、お客様のお申し出に応える際に法律についての理解が求められたことで専門的なスキルが必要だと実感し、上司の勧めもあり受験しました。
 合格発表の日、恐る恐る日本産業協会のホームページを覗いてみると名前がありました。第1次試験を3回受け、初めて第2次試験に臨み、長期間にわたる受験でしたので「ほっとした」というのが本音です。

 勉強は、第1次試験では多岐にわたる科目をテキストに沿って一項目ずつ自分なりにまとめたオリジナルノートを作成し、過去問を解いていきました。初年度は産業能率大学の通信講座には申込みが間に合わず、苦手な科目のみ通学講座を受講しましたが、あえなく惨敗しました。
 2度目は1度目に理解が不足していた科目を産業能率大学の通学講座で受講し、ノートをまとめ直して暗記していきました。当時、経済が苦手でまったく歯が立たず、同僚に参考書を借りてひたすら読み、まとめたノートを作成しました。1度目よりは正答率が上がりましたが、あと少し点数が足りず不合格でした。
 3度目はNACS(公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会)のテキストと自分のノートと照合し、足りない部分を書き足して覚えていきました。第1次試験前の1カ月はひたすら過去問を解いていました。第2次試験対策は、第1次試験の合格がわかる前に産業能率大学の小論文添削を申し込み、1日1題を書き上げ、添削後の課題をやり直して出題の文字数に合わせるように何度も書き込みました。

 一番苦労したのは、仕事をしながら、勉強する時間をつくることでした。
 朝30分、通勤電車の中で過去問を解いたり、テキストを読み込んだりし、帰宅時にはカフェやファミレスに寄って勉強をしていました。職場でも休憩時間を利用してテキストを読み込んでいましたが、周囲から「勉強を優先して」と言葉をかけていただき感謝しています。

 お客様対応については、日々、求められるレベルが高くなってきていると実感しています。お申し出に対応するなかで、衣料品以外の内容にも、より適切に対応できるようを消費生活アドバイザー資格を活かしていきたいと考えています。今後も研究会等に参加し、知識を広げていきたいと思います。

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