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合格者の声

2017年度(第38回)消費生活アドバイザー試験合格者の声

三原 永(みはら ひさし)さん

仲間と切磋琢磨して合格。勉強したことを日々の生活や業務で活用していきたい

三原 永(みはら ひさし)さん

株式会社阿波銀行

 「消費生活アドバイザー」という言葉を最初に目にしたのは、職場に出された、この資格取得を推奨する通達でした。
 その時は、お客様との接点やその関わり方を改めて見直す機会として興味があったのですが、出題範囲の広さなど、「一筋縄ではいかなさそう」という印象が強く、あと一歩を踏み出せずに終わってしまいました。
 しかし数カ月後、人事異動してから考えが変わり、チャレンジすることを決めました。その部署で消費生活アドバイザー資格を取得しようと勉強を既に開始した仲間に出会ったこともあり、たとえ受からなかったとしても学んだ内容は必ずこれからの自分の糧になると感じたのです。

 勉強については、段ボール箱入りの通信講座のテキストが届いた時は、あまりのボリュームにひるんでしまいましたが、一緒に勉強する仲間が居たおかげで、少しずつ取り組んでいくことができました。
 最初からすべてを覚えようとするのではなく、まずは全体を把握するためにテキストを数回通して読み、その後、理解不足な部分を自分なりにノートにまとめるようにしました。そうすることで、それぞれの分野の勉強をしつつも、その背景にある大筋の考え方をイメージしながら勉強することができたので、あまり馴染みのない分野の勉強も敬遠することなく取り組むことができました。
 この勉強方法には、第2次試験の小論文対策も自然とできていた、という予想外の効果もあったように思います。

 自分の名前を合格者名簿に見つけるまでは、合格しているとは夢にも思いませんでした。切磋琢磨した仲間と一緒に合格者名簿を確認し、しっかりと握手した時の喜びは今でもはっきり覚えています。

 この資格取得に向けて、仲間たちと話し合った時間や、勉強のなかで得た知識や考え方は、非常に大きな財産だと感じています。ですが同時に、知識として「覚えた」部分は、何もしなければすぐに忘れてしまうのでは、という危機感も感じています。
 いかに実際の日々の生活や業務で活用し、常に感度高く、さまざまなことに問題意識をもてるかが、本当の意味での消費生活アドバイザーになるということだと思います。
 資格取得者としての責任と自覚をもって、引き続き精進していきたいと思います。

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